桃の節句(上巳の節句)女の子の健やかな成長を願う節句。3月3日に雛人形などを飾り、白酒や、雛あられ、ちらし寿し、蛤のお吸い物などを食しお祝いする。

という古式ゆかしく祝うお宅は、日本の女の子のいるご家庭でどのくらいあるのでしょうか。

次女が生まれ家族が増えました!雛人形はどうしますか?

長女が生まれた時の初節句のとき、両親(祖父など)から親王飾り(7段飾り)をお祝いでもらい、ひな祭りには飾ってお祝いしてきたけれど、
この度、次女が生まれて、さて、この子の初節句の時、お雛さまはどうしよう?

そのようにお悩みの方も多いこととおもいます。

ご家族が増えてうれしい。けれど雛人形も増やすべきか。これは、大問題です。

現実問題、住居スペースと相談の結果、我が家には7段飾りは1つまでしか置くことが出来ません。なので、おばあちゃん、おかあさん、長女、次女、みんなのおひな様で、和気あいあいでいいのでは。

そのように、おもっているとそれはダメという声が世間から聞こえます。

 

雛人形は、超パーソナルなお守り?

雛人形は、娘さんを災いから守ってもらう「身代わりのお守り。」1人の女の子に1セットの雛人形が望ましい。

この、ファジーな慣習のせいで皆さんは悩むとおもいます。

長女の雛人形(お守り)は、親王飾り、15人の大部隊で編成されているので、次女にも同様に親王飾りをと、経済的にも、住居スペース的にも可能であるならそれがベストです。

一般的な六畳間(江戸間)の面積は3.52m×2.64mで約9.29平方メートル
7段飾りの寸法は、一般的に面積は1.06m×1.38mで約1.46平方メートル

頑張って、並べると、寸法的には、6畳間の部屋に6セットの親王飾りが設置可能です。ただ、並べた光景を想像するだけでちょっと気後れしてしまいそうです。

 

では、次女のために雛人形に代わるものは?


初節句の時、長女には親王飾りを用意したけど、次女に雛人形以外で愛情を感じ、お守りになってくれそうなもの。この、「身代わりに災厄を受けてくれる。」というのが一番難しいところですが、

(地域によって全く違うとはおもいますが)
○人形メーカーなどが提案しているもの
・旗
・市松人形
・親王飾りに付け加える雛人形
・附属品のオルゴールなど

○各業界から
・厄除けの真珠
・クリスタルのオブジェ(名前を入れて)
・椅子
・重箱

○娘さんへの愛情第一に
・「写真館で」記念撮影

など、どれも、雛人形の「私が、身代わりになるわ!パワー」には少し負けている気がしますが、どれか、ピンときたものはありましたか。

個人的には記念写真がいいとおもいます。
身代わりパワーはなくても、「君が生まれてこんなにうれしかったよ。」という、その時のうれしい気持ちが偽りなく現れるから、これが、娘さんがおとなになっても、「親の愛情」をリアルに感じてもらえるだろう。と思うからです。

 

最後に

江戸時代など、日本では、生まれてすぐ亡くなる子供は今よりずっと多く、ワクチンや医療も何もない時代、

生きていくには、その子の生命力だけが頼りだったこととおもいます。

女の子が生まれたら、雛人形が、わが子の身代わりになって災いを受けてくれるのなら絶対にはずせないアイテムと考えるのはわかります。

現代では、江戸時代よりずっと多種多様な災厄があふれていてそれから身を守るのは並大抵のことではないとおもいます。が、考え方を変えると、あら不思議、全然心配でなくなるんですね。

それは、一言、ビートルズばりに「レット・イット・ビー」。気が楽になりませんか?

「そこまで単純ではない!」という声もありそうですが、肩の力を抜いて、考えるのもたまにはおすすめです。

ところで、男の子はどうかというと、(小・中学生(だけではないとおもいますが)、「3月3日?N天堂のSイッチの発売日だよね。アツいね。」などと盛り上がっています。

男の子って、これだもんなぁ。でも、たくましいですね。